持たない幸福論

こんにちは。

卒業旅行の最後の行き先として京都に行ってきました。

海外に行ってしまうと、帰ってきたときに入社によるギャップ死の恐れがあったため京都にしました。

 

現地では、本のセレクトショップと言われる恵文社さんで本を購入してきました。

本のセレクトショップと聞くと蔦谷書店→勉強スペース→人が多いとか色々本質と違ったところを思い浮かべられるけど、本質的には規模感とオーナー目線で雰囲気を伝播することが大事で、そういった意味では参考になることしかなかったのでそれはまたの機会に持ち越したいと思う。

 

                                                                  

今回、紹介する本は、

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     本          : 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

ジャンル    : 思想

  なんで      : 働きたくなかったから、社会人に違和感があったから

おすすめ度 :4.5/5

 

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫) [ pha ]

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一番言いたいのは、社会とか人間関係とか疲れるし、それなら一人で生きていきたいと思うわけです。でも、それって極端に言ってしまえば孤独だし、それと自分一人でも楽しめる”何か”がないと不意のタイミングで自責の念に囚われる気がする。

 

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だから、社会人としての自覚をいい意味で持って、そこから離脱したとしても、弱い紐帯であれ、繋がりを持つことが大事だと思います。

 

だってそもそも”仕事”ってそれ自体は、お金を稼ぐための目的にしか過ぎないのに、なんかその”仕事”が一人歩きして仕事をすることで得られる”何か”が目的になってしまっている気がする。だから、毎日その”何か”を求めて毛嫌いするような”仕事”でも、実はそんな”仕事”が人生のほとんどの割合を牛耳ってしまっている。

 

面白いと思ったのは、それでも人間にとって一番の退屈って、「ぼーっと」してる時間で、何か意味のあることをしていないと気分が悪くなってしまう人は少なくはないだろう。例えば、休日に何もしないで一日家で過ごすのはすごく退屈だと思うし、した経験自体ない。

 

という感じに人間って、目的意識を持とうとするし、それ自体はいいことなんだけど、”仕事”でも言ったように、その目的を見誤って生きてる人は多いと思う。

どうせ何かしないと退屈になるんだったら、もっと頭を使って、やりたいことをどんどんやっていくべきだろう。

 

やった気になって満足するんじゃなくて、目的と手段をもう一度考えてみよう。